母親はあの家にいるけど、本人は毎日違う場所から来るらしい

生保娘、何歳なんだろうと思っていたら、近所のおしゃべりなおばさまに４０歳を超えていると教えてもらった。

あそこ、生活保護よ、絶対。
だって、いつでも家にいるし、しょっちゅう昼間にあるいてるもの。だって。

生活保護のわりに良い鞄もってたらしい。
生活保護は、そんなにもらえるのね。

それより、あの睨んだ顔！！
私としてはあまり会いたくない。

そのおばさまに、こうも教えられた。
あの子、朝に外から帰ってくるのよと。
それ、働いてるのでは？と言うと、
この間も生活保護の窓口にいたから、絶対に生活保護よ！外からてことは、あそこに住んでないのよ。

え？てことは、嘘で生活保護もらってるてこと？
母親はあの家にいるけど、本人は毎日違う場所から来るらしい。

んー、これだけでは、どうも分からないなあ。

しばらくして、また噂話が入ってきた。
おばさま、聞き出すのが本当にうまい。
その母親から、生活保護は2人分もらってるけど、娘は別のところに住んでると聞いてきた。

母親、それ、言うたらダメなやつでは？

おばさまは、こずるいことが嫌いなようで、
必死に話してた。
だから、働かずして2人で生活してるらしい。

あの鬼の文句に役所もわかってても黙ってるのかな。